※本コラムを引用される方はトラックバックを残していただけると幸いです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

通信制学校

通信制学校やサポート校という言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。通信制学校は、レポートとスクーリングを併せたカリキュラムとなっており、通信(最近では通信回線を使って行う)などサービスが充実しています。また、学校教育法により、修業年限は3年以上と定められており、通信制は全日制、定時制と並ぶ教育課程で、個々に合ったペースで学習し卒業資格を取得することができることが特徴です。一方、サポート校は「高等学校」または「中等教育学校の後期課程」の「通信制の課程」などに在籍する人や高等学校卒業程度認定試験合格を目指す人を対象とし、普通教科の学習支援や通信課程の教科補習を提供する場のことです。サポート校は、一般的に学校教育法を含む法令がまったく適用されない無認可校ですが、学校教育法の第124条で規定される専修学校、学校教育法の第134条で規定される各種学校として設置されている場合もあり、学校法人や準学校法人(専修学校・各種学校の設置を目的とする法人)が設置しているサポート校もあります。
通信制学校やサポート校は一般になじみが少ないと思いますが、私はここ数年、広域通信制学校の副理事長を賜ったことから、色々を実状というものがわかってきました。まず特徴的な傾向として、このような学校の需要が非常に伸びているということです。不登校児童・生徒の人数は平成21年の文部科学省データによれば小学校・中学校合計で122,432人となっています。小学校1年から中学3年生までの学年別でみると学年が上がるにしたがって上昇し、中学3年生で4万2千人強となっています。また、文部科学省の調査によると、2011年度は小中合わせて約6万5千人の学習障害、発達障害の児童・生徒がいるということがわかっています。さらに日本学生支援機構の調査によると、発達障害の学生は年々増加し、2011年に発達障害という診断を受けた大学生は1179人。診断書はないが発達障害と推察されて教育的配慮が行われている学生を含めると3000人となり、大学生1000人に1人の割合となっています。おそらくこれらは統計的に表れている数値であり、実際はさらに多いと想定されます。一般的にLDと言われる学習障害児は「公立学校の生徒の約5%がLDを有すると同定されている(アメリカ精神医学会DSM- 1994)」、ADHDという注意欠陥児は「有病率は、学齢期の子供で3~5%と見積もられている(アメリカ精神医学会DSM- 1994)」と言われており、5%はいることになります。
実はこのような不登校、学習障害、発達障害などの児童・生徒が行き場は失い、私立学校はもとより公立学校でも人とうまくやっていくことができずに孤立しているのです。その数は年々増加しているというゆゆしき事態であります。私が関係しているその学校はこのような子ども達の居場所を提供することと、実はもう一つ大きなミッションを持っています。
 これは今回の本論ですが、発達障害という言葉ではなく、スペシャル・タレント(特別な才能)を持つ生徒であるという考えがあります。これは世界の著名な人々で世の中を革命的に変えた人物は発達障害児であったという話は有名ですが、実はこのような児童・生徒にはある部分において特別な才能が与えられているのです。その才能が開花すると、とても一般の人々では到底成し遂げられないことが成し遂げられるようになります。そのような受け皿としてサポート校のような学校の存在は非常に重要であると痛感しました。
  1. 2013/07/01(月) 00:00:00|
  2. 石田勝紀からの便り
  3. | トラックバック:0

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ryokushin.blog71.fc2.com/tb.php/213-ba11c67b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。