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中国の子ども市場

「日中の親の消費観・意識比較」として矢野経済研究所が2010年5月に日本と中国(北京、上海)の6歳以下の子供を持つ親(日本は419人、中国は150人)にアンケート調査を行いました。その結果からは次のようなことがわかりました。

1.習い事をさせてない親
日本57%  中国:12% ここから学歴社会の中国は早期教育を重視していることがわかります。
2.一番人気の習い事
  日本 1.水泳 2.体操・リトミック 3.語学・外国語会話
  中国 1.幼児教室(知育など) 2.バレーダンス 3.水泳
  日本は運動系が多く、中国は学習能力を養う知育教育が重視されている。
3.将来的な教育に対するスタンス
  日本 1.公立学校を中心に大学まで出てほしい 71%
     2.勉強を押し付けずに、本人のやりたいことを伸ばしてやりたい 57%
  中国 1.生活レベルを落としてでも教育へは惜しみなく費やす 71%
     2.子どもが勉強するためには親の介入は不可欠 57%
  日本と中国は対照的です。一人っ子政策の影響もあるのでしょう。

 このようなデータを見ていると日本の印象はどのように映るでしょうか。中国に行くとよくわかりますが、人々の活動は躍動的であり、パワーがあります。経済成長は2ケタとは言わないまでも7~8%であり、教育には相当力を入れています。一方、日本は「くたびれている」という感があり、貧相な感じすらあります。教育では習い事が日本でも流行っていますが、表面的理由(皆がやっているから、高い実績があるから、宣伝が派手だから)によって大きな流れにながされていないかどうか確認が必要です。中国や韓国では教育に対する考え方が異なっており、そのような表面的理由ではなく、人生をかけて本気で世に出てもらいたいという気迫を感じます。強欲的になることが正しいことではありませんが、パワー、エネルギーという視点からは、圧倒的に中国や韓国に軍配があがります。それが今のグローバルステージでの占有率に表れています。特に電機業界では日本の老舗企業が軒並み赤字で瀕死の状態になっており、他国の買収対象になっていたりします。これらの企業も一流企業として多くの大学生が就職を目指していたところです。大切なことは将来に対して前向きにとらえ、それに対して努力をするという「気概」であり、やるべきこと、なすべきことを、コツコツとやっていくなのです。今の日本はそれができいないように感じます。コツコツ努力をすることを保護者や学校、塾といった教師・講師が指導せずに、子どもの言うなり、子どものやりたいようにさせるという状態に最大の問題があるでしょう。(上記の統計でも「勉強を押し付けずに、本人のやりたいことを伸ばしてやりたい」と一見正しいように見えることに多くの人が賛同している)
  1. 2013/02/01(金) 00:00:00|
  2. 石田勝紀からの便り
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