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公立中学校視察レポート

昨年、ある学校の視察に行きました。公立の中学校です。敢えて学校名は出しませんが、校長は改革派の方です。中1~中3生まで各4クラスあり、1クラス30人から35人です。一昔の学校のように1クラス40人以上という光景は今ではあまり見られなくなりました。少子化の影響はこのような事態を見るとよくわかります。私は学校視察する際、3つの視点を持っています。それは、「しつけ3原則」と同じです。つまり「挨拶、時間を守る、整理整頓」です。これがしっかりとできている学校は良い学校です。
この学校では生徒の挨拶は元気で良く好感が持てました。先生方は軽い会釈程度ですが、挨拶をしているほうです。次に、時間の問題ですが、驚くことに、先生たちは授業開始のチャイムが鳴ったときには教室の教壇にいます。これは非常に驚きました。通常はチャイムが鳴ると職員室を出る先生が多いからです。これは時間を守らなくても良いことを先生が実演しているようなものであり、悪しき学校の習慣なのです。しかしこの学校は違いました。その点を校長に質すと「時間通り授業を開始するように」と指導したそうです。やはりこの学校もはじめは、どこにでもある学校と同じ状態であったようですが、校長のリーダーシップによりこの点が改善したようです。そして、整理整頓ですが、これは学年により、担任により違いがありました。学年の傾向としては中3になればなるほど、整理整頓が行き届かない傾向があります。しかし、中1や中2でもクラスによってまったく異なります。つまり担任がどこまで指導を徹底しているかが一目瞭然なのです。この整理整頓は校長が見落としがちな点でありますが、訪問者はすぐに学校の状態を見抜いてしまいます。さらに、学習環境を改善することで学力が14%上がることを記述した論文がアメリカのジョージタウン大学にあります。ニューヨークの地下鉄を綺麗な環境へとかえることで犯罪が大幅に減ったというデータもあります。人は環境によって無意識に内に支配されており、この学校でもそのように整理整頓を癖づけることで、間違いなく学習効果に反映されるでしょう。
この学校の視察で驚いたことがもう一つあります。それは新任2年目の英語を担当する女性の先生が非常に上手に授業をしていることでした。暗中模索の結果、このような授業形態になったと語っていましたが、私がこれまで視察した中で間違いなく上位にランクインする授業です。授業にはリズムとストーリーがあり、確実に知識をインプットさせていく方法が授業で取り入れられています。また授業導入では生徒の好奇心を喚起する内容から入っていきます。退屈もせず、生徒は先生の授業の世界のとりこになっていきます。
このように、学校視察は多くの示唆と勉強の機会を与えてくれました。今後、さらに多くの学校の視察、研修をして、またレポートいたします。
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  1. 2012/05/01(火) 00:00:00|
  2. 石田勝紀からの便り
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