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アウトプットでインプットする

今回は勉強とは切っても切れない「アウトプット」についてお話します。勉強におけるアウトプットとは、インプット(覚えた)したことを確認するために、出す作業をいいます。例えば小テストは覚えたことを確認するために必要なことであり、これはアウトプットの1つといえます。アウトプットは実はインプットを強化します。漫然としているとよくわかりませんが、よく考えるとわかることです。つまりテストをすることで覚えることができるということです。私は指導方法で独自の理論(考え)を持って今までやってきましたが、その1つにこのアウトプットをよく利用しました。その例をご紹介しましょう。家庭でも応用できることと思います。

塾で指導していたとき、生徒に説明して理解をさせたあとに一定の時間(1分や2分)を与えてインプット(覚える作業)させます。その後、すぐにノートやテキストを閉じさせて、口頭による私からのテストが始まります。何人も何度も当てていきます。次は自分が当てられるのではないかと思っているので、必死になって他の生徒が言っていることを確認し覚えます。予め与えた時間で覚えられない生徒でも、この繰り返しの口頭試問中に覚えてしまいます。人は理解できていることは答えることができます。ですから、私は授業中によく、生徒に「わかったか?」と聞いて、生徒が「わかった」と答えたときに、「では説明して」といいます。このとき答えられなかった、わかっていないことになります。会社でも、家庭でも「わかった?」に対して「わかった!」という場面が頻繁にありますが、大抵はわかってないのです。ですから確認のためにアウトプットさせてみてください。ほぼ答えられない実態が浮き彫りになります。わからない状態でことが進むのですから、その後トラブルになるのは当たり前です。このようにしてコミュニケーション・ギャップというものが生まれるのです。

もう一つ別の観点でお話しましょう。例えば、英単語を覚えるときどのようにして覚えるでしょうか。私の今までの研究と実践から次のような方法がもっとも確実に入り、忘れにくいことがわかりました。順を追って説明します。①文章(英文)を20回音読する ②新出単語のみを書き出し、英語から日本語が言えるかを目で見てテストします。③これができたら、日本語を見て英文を書くテストをします。 以上です。このプロセスは中学、高校さらには社会人ともに有効的な方法です。もう少しこの手順について説明しましょう。なぜ音読から始まるかというと、音読は3つの器官(目、口、耳)を使うことでインプットが強化されるためです。②では音読によって目が単語に慣れているため、すでに音読終了後、新出単語でもほとんど日本語で言える状態になっています。③では①と②の段階で英語に慣れているため、印象としてかなり残っています。ですから一番難しい、日本語→英語を最後に書いてテストするのです。これを間違えて②→③→①でやると覚えるまで時間が2倍かかり、しかも英語嫌いが養成されます。(試しに両方の方法をやって比べるとよくわかります)さて、ここでも②と③はインプットのためにアウトプットという手段を使っていますね。つまりアウトプットとはインプットを強化する特徴があるのです。
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  1. 2011/10/01(土) 00:00:00|
  2. 石田勝紀からの便り
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