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効果ある学校

 皆さんは「効果ある学校」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「効果ある学校」はアメリカで主に研究され、日本でも「学力を育てる(岩波文庫)志水宏吉著」に詳しくありますが、実に興味深い結果が出ています。一般的研究では親の年収や文化的階層さらには通塾の有無によって学力が左右されるといわれます。しかし、生徒の学力を高めている小学校に注目し研究を行った結果、あることがわかりました。学校の先生の状態によっては親の社会的要素に関係なく子どもたちの学力は向上するというものです。この効果ある学校での状態とは、例えば次のような状態のことを言います。「10の力をもった教師と、10のポテンシャルをもった生徒の信頼関係がよくないとせいぜい、20であるが、5の力をもった教師と5のポテンシャルをもった生徒でも信頼関係が強ければ、5×5で25の結果がでる。「力のある学校」とはそのような「社会関係資本が高度に蓄積された学校」すなわち、「信頼関係のネットワークが重層的に張り巡らされた学校」といえる。」教育は一般論で展開していてはいつまでも教育としての使命を果たせません。塾でも成績がもともと優秀な子を入塾されてばかりいれば、上位校の合格するのは至極当然のことであり、これは教育というよりは商売です。私は常々、子どものポテンシャルに着目し、その可能性に賭けます。このような信頼感から教育はスタートするものであると考えています。ですから学力よりも信頼をまずは重視します。そうすると必ず成績は上がります。
2001年に東京大学が関西で調査した興味深い報告があります。
①子どもたちの学力は確実に低下している。
②その低下は家庭生活の変化、特に家庭学習離れと関連している。
(中2の子どもたちの平均テレビ視聴時間が二時間半以上となっている)
③「できる子」と「できない子」への分極化傾向が見られる。
④その二極分化は家庭環境と密接に結びついている。
⑤しかしながらそのような低下、二極分化を克服している学校がある。
   あるA学校は、「父大卒」「文化的階層」「通塾」の3つにおいて低いにもかかわらず、学力が高いことがわかった。
   A小学校は「よく遊ぶ」「よく聞く」という特徴がある。
1)わからないときにわからないと言える学習集団づくり
2)授業と家庭学習の有機的リンク
3)弾力的な指導体制と多様な授業形態(教科担任制、少人数授業)
4)学力実態の綿密な把握
5)学習内容の補充学習
6)動機付けを高めるための総合学習の推進
  教師はよく怒る、よく褒める。4月上旬に宿泊合宿があり、教員は決意表明をする。組織で動く、チームワークで動く。
 いかがでしょうか。学校において熱意ある信頼できる人または組織が指導すると、常識を覆すのです。私たちの塾でもこのような体制を今後も貫いていきたいと思います
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  1. 2011/06/01(水) 00:00:00|
  2. 石田勝紀からの便り
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