※本コラムを引用される方はトラックバックを残していただけると幸いです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

携帯電話の与える影響

今回は「携帯電磁波の人体影響 (集英社新書) [新書] 矢部 武」という本を参照して、「携帯電話の与える影響」という内容についてお話をします。
携帯電話は現在、日本の公立の小中学校ではほぼ100%近く学校への持込を禁じています。しかし、携帯電話の所有率は年々、低年齢化しその所有率が高まっているという状況です。最近は、スマートフォンが登場し、パソコンと携帯が融合した機器まで登場しております。仕事の効率化においても日常生活においても必要不可欠な必需品となっています。しかし、作用の反対には必ず副作用があるものです。携帯中毒になり、会話を何でもメールで済ませるようになったり、緑進便りでも以前に書きましたが、携帯メールによってテスト前に勉強できない状況が中学生の間で生じており、それが学力低下の原因の一つになっているようです。しかし、今回ここでお話するのは、このような道徳的問題ではなく、科学的問題として取り上げたいと思います。
携帯電話はご存知のとおり、電波を使ってやり取りをしております。携帯電話に使われているマイクロ波は、脳に影響を与えて脳腫瘍などの障害を引き起こす危険が非常に高いと指摘されています。特に電波が入りにくい場所や、高速で移動しているときは電波をキャッチしようと電磁波が非常に強くなるようです。そしてイギリスでは16歳以下の子どもには携帯電話の使用を控えるよう勧告されています。(2000年8月)そして人間への健康影響については実際のところどうなっているのでしょうか。
 現在、世界で約50億人が携帯電話を使用していると言われております。また健康被害を示唆する研究結果も出ており、欧米では訴訟も起きているのです。学説的には生体への悪影響があるとする研究結果と、それを否定する研究結果がありますので、実際のところどちらが正しいかは不明です。
しかし日本では、医療機器に関しては、平成14年の総務省調査で、携帯電話から 11cm 離れると医療機器への影響はほぼ認められなくなるとし、安全のためにペースメーカーから22cm以上離して使用すべき」等の指針を発表しています。(総務省報道資料, "電波の医用機器等への影響に関する調査結果", 平成14年7月2日)
また子どもの頭皮は大人に比べて薄く、電磁波を吸収しやすいことがわかっています。大人に比べて子どもの方が被害を大きくなる可能性が指摘されています。
一方で、電磁波が悪影響を与えるとする学説の実験の前提状況は、長時間電磁波を照射するというものが多く、我々日常生活において長時間、携帯電話で話をすることは稀でしょうから、あまり現実的ではないともいえます。

以上からわかることは、「確かに携帯電話から発する電磁波は存在しており、それは有害であることは間違いない。しかし、程度の問題であって、異常に長時間電話を毎日することがない以上、確かなレベルで障害があるとは言い難い。」ということになるでしょう。何事も程度の問題といいます。最近の携帯電話は益々、人々の日常生活になくてはならないような存在になっており、それは子どもにとっても例外ではありません。大人は自制心でコントロールできるかもしれませんが、子どもは自らの欲求の赴くままに行動しますので、大人が統制してあげなくてはならないでしょう。道徳的にも科学的にも経済的にも携帯はほどほどに使うことを心がけていきましょう。
スポンサーサイト
  1. 2011/03/01(火) 00:00:00|
  2. 石田勝紀からの便り
  3. | トラックバック:0

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。