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○○ってなんだろう

 「十字軍って何??」

 中学生の教科書に出てくる「十字軍」。ぱっと見るとキリスト教の軍隊で、きっとすごい軍隊だったんだろう、と思う子どもたちが多いと思います。

 そもそも十字軍の発端は、11世紀にイスラム教徒がヨーロッパの方へ勢力を伸ばし、それを何とかして止めたいと思うキリスト教諸国に援軍を要請したことに始まります。

 この時教皇(キリスト教の偉い人)は「聖地エルサレムを異教徒から奪還せよ!」と、スローガンを掲げ兵を募り聖地エルサレムに進撃しました。
エルサレムはキリスト教の聖地であり、イスラム教にとっても聖地なので、その奪い合いになったわけです。

 しかし、「十字軍」の本当の姿は宗教の名を借りた、ただの侵略軍です。
十字軍は一回だけではなく、数回にわたって派遣されました。初めの遠征では目的を成し遂げましたが、後の遠征ともなるとひどい有様でした。
十代の少年少女が「少年十字軍」として募兵された結果、奴隷として売り飛ばされたり、同じキリスト教国のハンガリーを侵略したりしたからです。
 
 現代では、よくニュースなどで「アメリカと中東の仲が悪い」という報道がありますが、もとを辿ればこういった経緯があったことも要因の一つでしょう。

 ここで私が言いたいことは、物事を判断するときにはイメージが先行してはいけないということです。
「どっちが悪い」ということではなく、お互いの考え方や行動を理解し、判断しなければいけないのです。
今もそうですが、これからもっと多文化社会が広がっていくことでしょう。そのときこういった理解が、より良い関係を築き上げていくことになるからです。
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  1. 2011/02/01(火) 00:00:00|
  2. 講師たちから
  3. | トラックバック:0

続・与えすぎていませんか

お小遣いに携帯、ネット環境、子供部屋のテレビ、最近の子どもは色々なものを与えられています。学校に行き、部活をやり、塾などの習い事にも通う。その上これらのものを全て使うには1日24時間では到底たりません。
このような与えすぎは当然のことながら子どもの勉強など、本来やるべきことに対する意識を下げてしまいます。
中3の合宿でのことです。二泊三日の合宿中、メールは200通以上、さらに毎晩1時間の電話をしている生徒がいました。言うまでもなく睡眠時間は削られ、授業中の集中力もありません。何をしに合宿に来ているのかわかりません。さらに驚いたのは、門限を破ったために自分の携帯電話は親に取り上げられていたらしく他人の携帯を借りての行為だということです。
合宿で、しかも他人の携帯でこの有様ですから、日常、彼女がどれほど携帯電話にのめり込んでいるのか想像が尽きません。
常識や秩序(規則)がないのであれば子どもに携帯電話を持たすべきではありません。TVやインターネットも同様です。それがどういったものか、何に使うのか、どれだけ使ってよいのか、そういった規則のない状態で彼らに与えてしまうと、彼らはそれにのめり込んでしまいます。のめり込ませておいて「いつまでもいじってないで勉強しろ!」「いつまでもゲームをするな!」「携帯を使いすぎだ!」などと叱るのはあまりにも無責任だとは思いませんか。
また、持つに当たり規則を決める上で、子どもと意見が合わないのであれば与えないのがよろしいかと思います。皆さんのご家庭ではどのような規則を決められているのでしょうか。
  1. 2011/02/01(火) 00:00:00|
  2. 講師たちから
  3. | トラックバック:0

日本の子どもは勉強しない

「日本の子どもは勉強しない」というフレーズを聞かれたことはありますでしょうか。特に高校生においての世界的比較調査や日本国内においての調査実績というものがあり、この事実は今や明白となっております。
高校生の学習行動の実態の調査が2005年11月に大規模に行われました。そこでは全体的行動としては、高校段階全般において勉強に対する意識が希薄であり勉強をしないという傾向がでております。高校3年生では受験を意識し勉強する割合が確かに増加するが、一方でアルバイトをする割合が増加したり、高校3年生であっても40%が勉強しないと回答するなど依然、勉強に対する希薄な意識が傾向としてあげられます。またしっかりと勉強をする高校3年生は20%~30%いることを考えると、高校段階において学年があがるにしたがって勉強に向かう態度の格差が大きくなってきているのです。つまり、“勉強格差”が年齢が上がるにしたがって広がっているという実態が浮き彫りになりました。
また通塾率について、中学では70%であるが高校では40%と非常に下がっており、お稽古事なども含めて、習い事をしていない割合は、中学で17.6%、高校では59.4%となっています。学習行動という意味を勉強以外の習い事まで含めて考えると学校以外において高校生はいかに学習というものをしていないかがわかります。また、同時に保護者への調査も行われたのですが、保護者は「本人の志望がはっきりしているかどうか」を重視し、90%近い保護者が「やりたいことをみつけるのに多少の時間がかかってもしかたない」と考えていることから、高校生の場合は中学と比べ、進路の選択幅(浪人も含め)が広いことから、親のそのような考え方は一見よさそうに見える一方で、高校生はやりたいことが見つかるまでは何をしていてもいい、勉強をしなくてもいいという考え方が無意識の内に醸成され、高校生の学習に対する意識が希薄となっている傾向があらためてデータからわかりました。
一方、「学習時間の日韓比較」という調査データもあります。日本は中高合わせて約2500人、韓国は約2400人を対象に調査したものです。日本の高校生の平日の学習平均時間は74分、韓国は202分です。3倍近い開きがここに存在します。実際に私は昨年、韓国の教育事情の研究で視察しましたが、小学校では3年生から英語の授業が行われ、皆私と英語で会話ができました。韓国の全ての教室には電子黒板が配置されビジュアルを使いながら効率的な授業が行われ、高校は夜の12時まで自習室が解放されており、塾は午前2時までやっているのが通常の姿のようです。(もちろん地域差はあるでしょうが)日本にいる韓国の友人に聞いても、皆このようなプロセスを経て今があると語っていたので、これらは決して極端な表現とはいえないでしょう。世界的に今、アジアが元気です。特に新興国といわれる、韓国、台湾、中国は人材のグローバル化が急速に進んでおり、韓国のサムソンは日本の電機メーカーをあっという間に追い抜き世界一となったことは有名です。その背景に教育があります。国が国民の教育水準を上げ、グローバル教育を率先して行った結果、わずか10数年でこのような差がついてきたのです。
今、日本の教育は大変な危機に直面しております。国際的教育格差の下に日本があり、日本国内においても教育格差があります。そしてその格差は年々開いていく一方です。勉強の大切さ、世界の動きを簡単でもいいので子どもに話をしていくことで子どもの意識も変わってくることでしょう。
  1. 2011/02/01(火) 00:00:00|
  2. 石田勝紀からの便り
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