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唯一の約束事

 もうすぐ夏休みです。夏休みは学校がない分、規則正しい生活を送ることが難しくなる期間です。
上手に夏休みを過ごしてくれるよう、子どもたちと約束事を決めているご家庭も多いと思います。
ですが、なかなか良い約束事が見つからなかったり、逆にアレもコレもとしてしまうと膨大な量になってしまい、結局あってないような約束事になってしまうことがあります。
今回はその約束事について、保護者の方々のお役に立てればと思い、お話したいと思います。

 数年前、私がテレビを見ていたときのことです。有名な俳優の哀川翔さんが出ていた番組で、子どものころの話をしていました。哀川翔さんのお母さんは、子どもに対して特に干渉はしなかったそうです。ただし、一つの約束事だけを守らせました。
それは「人に迷惑をかけるな」だったそうです。
この言葉は単純で、常識的なことですが、非常に大きな意味を持っていると私は思います。

 例えば、授業に遅刻したとします。本人は自分が損をするだけと思っているかもしれません。しかしながら、遅刻をしたことによって同じ話をもう一度しなければならなかったり、同じ解説を聞かなければならない他の人たちに迷惑をかけている、他の人たちの時間を奪ってしまっていることに気づかなければなりません。

 その他にも、夏休みに遊びに出かけたとします。予定よりも遅くなってしまったときに本人は、自分の夕食が遅くなっただけと思うかもしれませんが、その夕食を用意する人のことを考えなければなりません。

 人は一人で行動していたとしても、必ず複数の人たちとの関わりがあります。ですから、常に周囲への影響を考えることによって、自然と自分の行動を省みることができるようになるのです。
そうすれば、身勝手な行動はできないはずですし、何よりこれから先、「よく考えて行動する」ことができるはずです。

この夏休みに生徒たちが大きく成長してくれることを、保護者の方々と同じように我々講師たちも願っています。

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  1. 2010/08/01(日) 00:00:00|
  2. 講師たちから
  3. | トラックバック:0

アンケート調査結果より

 先ごろ、リクルート社による高校生とその保護者への進路等に関する調査結果が発表されました。約2000人の母体です。親子コミュニケーションの実態、進学に関する考え、働くことに関する考え、進路にまつわる期待と不安、家庭教育と自立意識、保護者の動きと学校への要望という6つの大項目とそれぞれ細分化し、全27項目にわたる調査です。とても興味深いことがありました。そのいくつかをご紹介しましょう。
保護者がよく使う言葉(進路の話をするときに保護者はどんな言葉をよく使うか)
上位3位として ①自分の好きなことをしなさい ②勉強しなさい ③自分でよく考えなさい 
ちなみに「いい大学に入りなさい」という項目は最下位でした。全体的に親は、子どもが自分で考えたことを尊重するという姿勢がうかがえます。一方、「勉強しなさい」がこれだけ上位にあるということはよろしくありません。いい大学にいきなさいとはいわないまでも、勉強に関して高校生になってまでも口を出しているという実態がありました。
将来の職業について
【高校生はどんな職業につきたいか】
男子→①製造、加工、組み立てなどのモノづくり ②公務員 ③整備士 ④教師
女子→①看護士 ②保育士、幼稚園教諭 ③教師 ④フライトアテンダント、グラウンドスタッフ
  【保護者は子どもにどんな職業について欲しいか】
   父親→①公務員 ②看護士 ③製造、加工、組み立てなどのモノづくり ④技術者、研究者
   母親→①公務員 ②看護士 ③教師 ④保育士、幼稚園教諭
  【高校生はどんな職業につきたくないか】
   男子→①フリーター ②政治家 ③教師 ④主婦、主夫
   女子→①フリーター ②政治家 ③教師 ④農業
    これらの実態は非常に興味深いです。基本的に安定的、資格的職業が好まれると同時に、教師という職業になりたい・なりたくない、の双方にランクインしていることです。安定的であると同時に、昨今のモンスター・ペアレンツ問題はじめとしたきつい仕事というイメージが強いのでしょうか。
家庭教育について
「ほめられてきた」高校生は48%、「ほめてきた」保護者は73%
「勉強する意味を話し合った」という高校生は17%、保護者は53%
「保護者は仕事の話をしている」という高校生は45%、保護者は68%
    これらからわかることは、保護者は言っているつもりでも、子どもには伝わっていないということでしょう。また、仕事の話は「やりがい」よりも「苦労話」が圧倒的に多いようです。これでは仕事に対するイメージが悪くなるのも無理はありません。
  
このようなアンケートは一部のデータかもしれませんが全体を反映しているように思えてなりません。今一度振り返る良いチャンスであると思いました。
  1. 2010/08/01(日) 00:00:00|
  2. 石田勝紀からの便り
  3. | トラックバック:0

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