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楽しさ第一主義

大学受験の年、夏はバイトばかりで、私が受験勉強を始めたのは夏明けからでした。おかげで9月の模試では英語の偏差値が28と、こんな数字があるのかと疑いたくなるような結果が返ってきました。そこからは一日10時間以上、苦手な英語を勉強しました。ターゲット1000の例文を3ヶ月ですべて覚えました。最初の3週間はまったく覚えられず一日3、4個が限界。もうつらくてつらくて。しかし自分で決めたこと、できなくても我慢し、読んで書いての繰り返しです。このつらさに我慢する自分、苦しむ自分が滑稽で、そこに面白さを感じていたのが救いでした。
 そして2週間がたち、急に覚えられるようになりました。すると覚えることが楽しくて仕方がありません。
1ヵ月を過ぎるころには一日100個、いや、一読すれば覚えられるようになりました。このときはもう楽しくて楽しくて。そして英語の偏差値は55になっていました。
 本学院の楽しさ第一主義とはこれです。つらいと思うような勉強、トレーニング、仕事を楽しむ、逆境でさえも楽しむということです。では楽しむためのコツとは何でしょうか。
塩沼亮潤著『人生生涯小僧のこころ』に
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「しなければならない」とか、「やらされている」と思えば、どんどん心が枯れ
てきて卑屈になってしまいます。自分の気持ちで進んで乗り越えさせていただこ
うと思えばいい縁も広まってまいりますし、自然と笑顔も出てまいります。行
も、人生も、卑屈になってはいけません。楽しまなくてはいけません。
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とあります。まさにそのとおりだと思います。
 幸いなことに私は毎日を楽しく過ごしています。私の人生には、本当につらいことがまだ訪れていないだけなのかもしれませんが、それはそれで運が良いということでしょう。生徒たちにも毎日を楽しんでもらいたいと思います。
 中3生はこれから厳しい受験勉強が待っています。点数が思うように伸びないこともあるでしょう。成績が上がらず内申不足になるかもしれません。しかしその苦しみさえも楽しんでしまいましょう。そして高校受験が終わったときに「楽しかった。」と思えるような受験勉強にしましょう。
                                          上大岡スクール代表 任賢勇
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  1. 2009/10/01(木) 19:20:42|
  2. 講師たちから
  3. | トラックバック:0

水に浮かぶ氷が溶けると

水は液体で固体になると氷、気体になると水蒸気だ。普通、密度(どれだけ分子や原子が詰まっているかという値)は固体、液体、気体の順に大きいのだが、氷の密度は約0.9で密度1の水より小さく、同じ質量(重さ)だと氷の体積(見た目の大きさ)は水のおよそ1.1倍だ。
密度が1より小さいと水に浮かぶ。つまり氷は水に浮かぶわけだ。その約1割が水面から頭を出し、残る9割が水面下に沈む。まさに「氷山の一角」である。
仮に100㎤の氷が水に浮かんでいるとしよう。約10㎤が水面から頭を出し、90㎤が水面下に沈む。そしてこの氷が溶けると水面下の体積は81㎤ほどに縮む。水面より上の部分も約9㎤に縮み、合わせると90㎤になる。これはもともと水面下にあった氷の体積と変わらないので、氷が溶けても水面は上昇しない。
「地球温暖化が進むと北極の氷が溶けて海水面が上昇する」といわれているが、海に浮かぶ北極の氷が溶けても海水面は上昇しないのである。だからといって温暖化対策をしなくてよいのかというとそうではない。北極グマなど生態系に影響を与えるし、南極やグリーンランドなど大地がある地域の氷が溶ければ、海水面は上昇するからである。
世の中には嘘が真実かのようにばら撒かれている。環境問題に限らず、受験情報や勉強法、ダイエット法など、あらゆるジャンルで。だからそれらに取り組もうとしたとき、何が正しいのか、何が自分に必要な情報なのかを選ぶことが先決だ。そして自分に、地球に必要なことを適切な方法で行う必要がある。
  1. 2009/10/01(木) 16:53:04|
  2. 環境について
  3. | トラックバック:0

プロ教師1000人計画

私は今、プロ教師を1000人作ろうと計画しています。プロ教師とは単に学力が上げられるだけではなく、子どもたちの人間力も高めることができる教師のことです。私はこの20年間、教育業界に従じて来ましたが、「教育は何を教えるのかではなく、誰が教えるかで決まる」ということを実感してきました。いくら良い教育コンテンツを作ろうと、カリキュラムを作ろうと、教える人が人間的に問題があったり、適性がなければ効果は大きく減衰するのです。たまたま良い先生に出会った子どもは幸せですが、ひどい先生に当たることもあります。教育は宝くじではないので、ある一定水準を満たした教師が指導することは最低限の条件であると思っております。しかし、現在の教員免許取得プロセスを見ると、ペーパーテストができれば取得できるようになっています。さらに教員採用試験もペーパーテストです。知識があれば指導できるという妄想がこのような仕組みを支えているのでしょう。教育実習なるものもありますが、わずか数週間だけの実習では単なる“お試し”にすぎません。そうしてテストにパスすると晴れて現場に立つのですが、実際現場では、どのように教えていいかわからず、40人近い集団を統率するノウハウもなければ、テスト問題の作成のノウハウも無く、いきなり“教師”です。その後も、指導方法を学ぶ機会は皆無であり、隣にいる先輩先生に聞いて、何となく悶々としながら問題を解決しようとするというのが現状です。
これらは現場の先生が悪いわけではありません。教師になる仕組みとその後の研修する仕組みが壊滅的状況であるため、日本の教育が発展しないのです。これらの事を裏付けるお話をひとつしましょう。私が理事を務める学校法人でかつて新人の講師を募集していました。主要5教科で10人から15人の枠に対して300人のエントリーがあります。その300人と私が3日間で全員と面接をします。そこで感じたことは、希望者の60%はすでに教師としての適性がないということなのです。人を指導したり、人とコミュニケーションをとる職業以外の職業に向いている人が6割いるのです。実際に私が「この人に是非来てもらいたい」と思う人は全体の5%でした。面白いことにこの割合は毎年一定なのです。なぜこのような職業のミスマッチが起こるかというと、それは誰でも簡単に教員免許が取れてしまう仕組みがあるからです。
学力が高いことで有名なフィンランドでは、全教師が大学院の修士課程を修了し、教育実習を半年間行ってから教師としての資格を得ます。このような厳しいプロセスの中で、自分に教師としての適性があるかどうかが判断できます。さらに例えば英語の教師になるためにイギリスやアメリカに行って半年間勉強したという証明書がなければなりません。このような厳しいハードルが課されております。日本ではこのような証明書は必要なく、誰でも大学で単位を取得し、ペーパーテストを通れば英語の先生になれてしまいます。このような状況ですのでフィンランドでは子どもたちに最も尊敬されている職業が教師なのです。もちろん大学では最も優秀な学生が教師になります。仕組みが違うだけでこれほど大きな格差になるので。
国家レベルにおいて、教育の最大の問題が指導者の質にあるということを話題にせず、教育内容面ばかりに目がいっております。ですから草の根運動的にプロ教師に仕立て上げる活動をしようと思いました。この夏からはじめ3年で1000人のプロを世に輩出したいと思っております。
  1. 2009/10/01(木) 00:00:00|
  2. 石田勝紀からの便り
  3. | トラックバック:0

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