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『勝ち組』が育つ家庭はしつけがちがう

 7月の下旬に2冊目になる「『勝ち組』が育つ家庭はしつけがちがう(主婦の友社)」を上梓しました。この本は保護者の皆様方にお読みいただくことを念頭に書いたものです。前回の本「『勉強脳』をしつける勉強法」は社会人から高校生までの広い層を対象とした勉強法の本でしたが、今回は私の今までの20年間の数千人にわたる保護者面談を通じてわかった「法則」を1冊の本にしたものです。

 この本では多くのケースを取り上げています。子どもが勉強しないで困っている、成績があがらないで困っている、ゲームや携帯電話に興じているなど、現実に多くの保護者の方が直面している現象についてどのようにしたら解決するかを解説しました。例えば、本書ではじめに書いたものに「勉強しなさい!という言葉が子どもを勉強から遠ざける」という法則があります。勉強しない子どもを持つ親は頻繁に「勉強しなさい!」という言葉を繰り返します。この言葉には威力があり、言えば言うほど子どもは勉強しなくなるという逆の現象を引き起こすのです。何とも皮肉なことです。「このように言わないとうちの子は勉強をやらない」という方がいますが、言うからやらなくなったのです。ニワトリが先が卵が先かという議論に似ているようにも思えますが、この場合に限って言えば、言うからやらないのが結論です。大切なことは勉強しなさいと言うのではなく、勉強をしたくなる環境や雰囲気を作ることなのです。この「したくなる」というのが大切です。親自身も昔、子どもだったときに勉強はつらいもの、苦しいものという経験がトラウマとなり今も心を支配していると思いますが、そのような勉強に対してネガティブな状態で子どもに強制語(勉強しなさい!)を言っては逆効果になることは火を見るより明らかです。
 昔(といってもそれほどの昔ではありませんが)は大家族主義で、おじいちゃん、おばあちゃんが家にいました。子育て新米のパパママは、3世代同居の中で子育てを学ぶ構造がありました。このようにして脈々と子育てのノウハウが築かれていったのですが、現代は核家族が増え、新米パパママは自分の感覚で何となく子育てをします。世に子育ての本は赤ちゃんの場合を除いてありません。どのようにしたら頭のいい子ができるかというハウツー本ばかりであり、本質的視点から書かれた本はさらに存在しません。また、情報が多すぎて何を主に判断したら良いかということも難しくなっています。そこで数千人というデータに基づいて書いたこの本を通じて、これからの子育てのヒントにして頂ければと考えております。

 本書はタイトルに「勝ち組」という言葉が入っています。本来、人間に勝ち組も負け組もありません。そこでここでは、人間力を高めることで学力が高まるというルールを公開し、そのような人間になることを「勝ち組」と表現しています。すべての人が勝ち組になり、自分らしく生き生きと生きることができるようにこの本を書いたのです。世の中には多くの間違った情報が氾濫しています。また何となく感覚で子育てしていることが実は大きな間違いであり、逆行させてしまっているということが実にたくさんあります。いくら努力しても成果が出ないのは、間違った方向に努力しているからです。いくらかでも本書を通じて正しい方向修正または、今の方向が正しいことを確認していただければ幸いです。

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  1. 2009/09/09(水) 16:30:42|
  2. 石田勝紀からの便り
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