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小学校英語導入にみる英語の重要性

文科省の調査によると現在97.1%の公立小学校が英語活動に取り組んでいるそうです。すでに多くの公立小学校で英語教育の取り組みが行われている中、なぜいま全ての公立小学校で英語を必修化する必要があるのでしょうか。世論調査によると必修化賛成の意見が多いようですが、小学校の教員たちは英語教育についてのノウハウがある訳でもなく、いつまでに何をすべきか?どういった環境が必要か?など、指標もまだまだ不透明な状態で指導に不安を抱えています。必修化を強引に進めるのではなく、今はまだ他にするべき事があるのではないでしょうか。
つまり、取り組むべき優先順位を間違え、あれもこれもと多くの事を望みすぎて前進しているつもりが後退しているのではないかということです。
実際、昨年度行われたBenesseの小学校6年生『漢字力に関する実態調査』では「革」という漢字の正答率が5.9%、また「止め、撥ね」のミスが前学年よりも15%も上回るという結果が出ています。母語である日本語の学習がおろそかになり、英語を教える側の人材にも不安要素を抱えている小学校の現状を考えると、必修化の意義が見出せません。
このように小学校の英語必修化について不安な点を挙げてきましたが、大きなメリットもあります。まずはしっかりとした学習環境を整え、これらの不安を解消することです。すると、小学生の内から様々なことに取り組む事で、今後の人生における選択肢を増やし、視野を広げる事ができるというメリットが見えてきます。
小中学校の内に英語に触れることでお子さんの興味や視野が広がれば、それだけで十分な効果があるといえます。英語が話せるようになるかどうかはさして重要ではありません。
我々大人が子供たちに対してすべきことは、しっかりと学べる環境を整え、彼らの興味、関心を伸ばしてあげることなのです。興味関心を持った子供は英会話に通うなり、自学自習なり、様々な方法をあれこれ自分で工夫し、英語が話せるようになるものです。
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  1. 2008/06/01(日) 19:52:40|
  2. 講師たちから
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地球温暖化を防ぐ

昨今、世界中で地球温暖化による環境の変化が騒がれていますが、その原因は※温室効果ガスの排出であると言われています。日本が排出する温室効果ガスのほとんどは※CO2で、世界レベルで見てみてもCO2が6割を超えています。(円グラフ参照)
 ※1997年の京都会議以降、地球温暖化を防ぐために世界各国、各企業が、そして多くの人々がCO2の排出量を減らそうと様々な取り組みを始めたわけですが、わが国では2005年のCO2の排出量が1990年のそれと比較して13%も増加するなど、思うような成果が出ていません。成果が上がらない理由として、どの国も赤字で取り組んでいること、一企業・一個人の取り組みでは効果が見えないことなどが挙げられますが、最大の原因は19世紀以降、石炭・石油の使用によ
るCO2の排出量が生活水準の向上をもたらしているという事実でしょう。CO2の排出量を削減することは生活水準の低下にもつながりかねないのです。
 とはいえ、このままCO2の排出量が増え続ければ、地球環境は悪化の一途をたどることになり、それは子供たちに大きな借金を背負わせることになります。ですから、たとえ効果が見えなくても、生活が多少不便になろうとも、国や企業だけでなく、一人ひとりが生活の仕方を考えながらCO2の排出量削減に取り組まなければなりません。
 我々、緑進学院でも冷暖房の使用制限や温度設定の緩和、空き教室の消灯など節電に努めています。また、一人ひとりの取り組みが弱くとも多くの人々が取り組むことで必ずその効果は出てくると考え、理科や社会の地球環境に関連する単元では子供たちへ地球温暖化のメカニズムと、それを防止するために家庭でできる取り組みなどを教えています。つまり知識という財産と、環境という財産を子供たちに残そうとする一方で、環境を残すための協力者を増やそうと試みているわけです。
 本学院の生徒が増えれば、CO2の排出量削減にもつながります(そう信じております)。地球環境を守るためにもご友人に本学院を勧めていただければ幸いです。(締めが宣伝で申し訳ございません。)
onshitsukoukagas
※ 温室効果ガス:1997年の京都会議で定められたCO2、CH4、NOx、HFC、PFC、SF6の6つを指す。
※ CO2(二酸化炭素)、CH4(メタン)、NOx(亜酸化窒素)、HFC(ハイドロフルオロカーボン)、PFC(パーフルオロカーボン)、SF6(6フッ化硫黄)。
※ 1997年の京都会議:温室効果ガス排出規制に関する国際的な合意形成を主な目的とした国際会議。
  1. 2008/06/01(日) 18:26:14|
  2. 環境について
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ボランティア

皆様お元気ですか。春から初夏へと向かうこの季節にもうじき梅雨という“通過儀礼”のような気象現象がやってまいります。最近は、温度や湿度の高さによって感じる状態を不快指数という数値で示されるようです。私はいつも思うのですが、なぜ快指数と言わずに不快指数というのだろうかと。おそらくわかりやすくインパクトがあるためにそのように表現しているのでしょうが、このような些細な表現にも世間のマイナス発想が見え隠れします。このような言葉に振り回されずに、日々快活で楽しく過ごしたいものです。

さて今回は「ボランティア」についてお話したいと思います。私はカンボジアに学校を建設するNPO法人スクール・エイド・ジャパンの監事も務めております。その関係もあり今年の3月にカンボジアへ訪問しました。カンボジアは70年代後半、ポルポト政権に300万人もの知識人を中心とした国民が大量に虐殺されたことで知られていますが、その後、復興が難しく現在も貧困によって教育どころか食料も十分に享受できない国民が多くおります。そのような中、NPOスクール・エイド・ジャパンの組織は現在100以上の学校をカンボジアに建設し、その結果4万人以上の子どもたちが学校に通えるようになっております。アフリカの貧困などもそうですが、悲惨な状況をテレビで報道されるたびに心が痛む方が多いと思いますが、現地で直接目の当たりにするとその衝撃はテレビの比ではありませんでした。私は今回の訪問で2度目になるのですが、ボランティア活動の本質についてわかったことがあります。それは次の3点です。
1.日本は物質的に豊かになっているが、精神的にはカンボジアの人々の方が豊かである。
→日本は先進国に属しているが、モノが豊かになることに反比例して人々が失っていくものがある。それはいたわり、愛情といった単純な言葉で表現できるものではない。しかしカンボジアで子どもたちと接することで日本人にかつてあって今失っているものを充足させてくれる。私はこのような体験から文明国としての物質的幸福と同時に精神的幸福のバランスが大切であることを学んだ。
2.ボランティアとは「してあげることではなくて、させていただくこと」である。
→この言葉は以前から聞いていた言葉であるが、2度目の訪問にしてはっきりと自覚ができた。
3.ノーブレスオブリジ
→この言葉は、身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという意味であるが、ボランティアとはこのような精神が底流にあることがはっきりわかった。
 
私はカンボジアでたまたまこのようなことを感じましたが、日本においても日々の生活でボランティアを行うことで上記のようなことを認識することもできます。心配することはだれでもできますが、実際に行動に移す人は少ないものです。自分よりも立場が不利な人を助けてあげることで、何よりも私たちがこの文明社会で失いつつある最も大切な“心”を認識できます。「お互いを思いやり」「いたわり合うこと」そして「ありがとうと言い合える社会」が、良い社会というものなのだと思います。
  1. 2008/06/01(日) 00:00:00|
  2. 石田勝紀からの便り
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