※本コラムを引用される方はトラックバックを残していただけると幸いです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

五月病

草花も芽吹き、心地よい春の暖かさを感じている今日この頃です。新生活がスタートして約1ヶ月が経ちますね。お子さんたちの様子はいかがでしょうか。楽しそうな表情で学校生活を満喫できていれば何よりです。

まもなくゴールデンウィークに突入します。世間一般でよく言う「5月病」という言葉を耳にする時期ですね。5月病とは40年程前から使われ始めた言葉で、希望に満ち溢れて入った新入生、新社会人が5月の連休明け頃になると4月当初の緊張感が緩み、無気力・無関心・無感動に陥る状態を言います。

 誰にでも脱力感に襲われることはあると思います。しかし、特にお子さんたちは、心のモヤモヤを自分で解決していく術が少ないので、ストレスを溜めてしまいがちです。これは顔や態度に表れるので、すぐ気付くと思います。そんなときに「勉強しなさい」「なんでそんなにだらしないの」などと言ってみても、心に届きません。
そんな時にこそ大切なのは、「どんなに忙しくても一緒に考えること」です。具体的には、どんなことにストレスを抱えているのか口に出させること、それらを吐き出させた後にお子さんの長所を誉めて自信を持たせてあげることです。これだけでもきっと、お子さんは安心するでしょう。そして心が上向きになってまた歩み出すでしょう。

迷ったときは一緒に考えて方向を示してあげる、これが5月病に限らず、ストレスや悩みとうまく付き合っていく方法だと思っております。
スポンサーサイト
  1. 2008/05/01(木) 19:53:46|
  2. 講師たちから
  3. | トラックバック:0

選択による迷い

皆さんお元気ですか。新年度が始まりいかがお過ごしでしょうか。今年は3月が暖かく随分と過ごしやすい月でした。暖かいと気分も暖かくなるものです。夏に向かうこの季節に、心身ともに調整したいものです。
今月号では、「選択による迷い」というテーマでお話します。私はこの19年間で塾、私立の学校法人、公立の改革、NPO法人に携わってきましたが、その中で子どもたちを指導する場面に遭遇してきました。その間、多くの気づきがあったのですが、「選択による迷い」という問題が多くあることに気づきました。これは次のようなことです。
例えば、AとBから一つ選んでくださいといわれれば比較的簡単に選ぶことができます。しかし、20種類から一つを選ぶということになると選択に迷いが出て時間がかかります。結局、一番の売れ筋を選んでみたり、一番始めに出ているものを選んだりします。自分独自の選ぶ尺度は通常ありません。これと同じことが、学習指導の場でも起こっています。
学習指導では、勉強方法や解き方にこのようなことが多く見られます。ある生徒が勉強方法についてA先生から指導を受け、B先生から指導を受け、C先生から指導を受けると結局どれを選んでいいかわからなくなる問題が発生します。また、解き方でも、塾と学校で解き方が違うということがあります。(ときには家庭で親の指導と違うということがこれに加わる場合もあります。その場合事態はさらに複雑化します。)そうすると子どもはどれが正しいかわからなくなり本質を見失います。これらに共通することとして問題点が3つあります。
1.興味関心を失う
2.信頼関係を失う
3.主体性がなくなる
まず、その対象に対して興味関心を失います。なぜなら、やろうという行動がおきにくいからです。多くの選択が提示されれば、迷いが生じ行動までの時間が多くかかります。人間は、行動するまでに多くの時間がかかることに対して興味関心を失っていくものです。
 次に、選択の提示者との信頼関係を希薄にさせていきます。最も信頼している人から言われた場合は多少異なりますが、大抵は多くの人から違うことを言われれば、すべての人に対して信頼を失っていくものです。
 最後に、主体性がなくなります。今の教育は選択肢を子どもに与えすぎます。選択を与えれば与えるほど、子どもは考えるようにはなりません。(実は大人にも当てはまります。世の中は多くの選択肢があるばかりでそれらの選択肢が正しいとは限らないことが多くあります)また恐ろしいことに人から提示されたことを実行して失敗したときは、その提示した人の責任にします。
 以上のような問題をはらんでいます。したがって重要なことは、「子どもたちには自分で考えて自分で結論を出せるようにサポートしてあげること」です。これが指導の根本です。先生という職業の人は教えすぎる傾向があります。教えすぎることによって子どもの主体性がどんどん失われていくという事実を知る必要があります。子どもには自ら意思決定できるようにサポートすることで、結果として自己責任を持つような子どもになっていきます。皆さんも家庭において、命令、指示ばかりしていないか今一度チェックしてみてください。それよりもどうしたら、子どもが主体的になれるかを考えてみてください。
  1. 2008/05/01(木) 00:39:56|
  2. 石田勝紀からの便り
  3. | トラックバック:0

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。