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合格、不合格の意味

皆様、お元気ですか。受験シーズンも終わり、春を待つのみとなりました。これから受験を迎える学年の人もいずれはやってくる受験シーズンです。受験ではどうしても合格、不合格が気になります。合格も涙、不合格にも涙がありますが、その意味はそれぞれ異なります。そして一般的には不合格というものに対して否定的です。しかし、その不合格にも重要な意味があることは知られていません。そこで、今月号では、「合格、不合格の意味」についてお話をしたいと思います。

受験では合格と不合格という2種類しか判定がないため非常にきっちりと白黒決着がつきます。入試というこの一時点における判定では合格が良いこととされ、不合格は悪いこととされます。私は両方とも経験があります。ですから合格の意味、不合格の意味を理解しています。そのため、失敗(と一見思えるもので実は失敗ではない)がもたらすその後の影響について、語ることができます。
実は、不合格がその後の人生に大きな良い影響を与えていることは一般的に知られていません。表面的には、合格が良いと思われますし、私もそれを否定しません。合格に対する見方は一般と同じです。本人にとっては大いに自信が増し、今後の人生に良い影響を与えていくことと思います。しかし大切なことは、合格や不合格に至るまでのプロセスがどのようなものであったかという点です。一つの目標に向けて一生懸命頑張っていくというプロセスにおいて、人間は大きく成長します。したがって、合格してもそのプロセスにおいて、たいした努力もせずに合格したのであれば、それは実質的には意味がないということになります。また、不合格であっても、一生懸命努力をして、その結果不合格であったのであれば、非常に意味があります。また、合格した場合と大きく異なることは、厳しい試練を若年において経験しているという点において、その後の人生でさらに頑張らなくてはならないという意欲と、リスクに対する意識が向上します。ですから、不合格も人を育てるという点において意味があるのです。(しかし、あくまでも「一つの目標に向けて一生懸命頑張」というプロセスが前提として必要です。これがなければ不合格はその人にとって、ただの否定というレッテルすぎません。)

塾では、合格させるために一生懸命指導をします。また生徒も一生懸命努力します。中には何度言っても努力をせずに楽な道を選ぼうとする生徒もいます。しかし、私達はそのような生徒を逃しません。地道な努力をさせます。地道な努力を重ねることで、人間として成長します。10代ではこのような経験をさせる必要があります。何も勉強でなくとも良いのです。ある目的と目標を持って、一生懸命に努力するというプロセスさえあれば、どのようなものでも必ず対価が得られます。世界貢献する人々は10代の頃にこのような体験をしています。特に逆境にあっています。この逆境がキーワードです。生徒であれば不合格にあたります。ですから、これも非常に貴重な経験なのです。順境は人を育てず、逆境が人を育てるという事実は真実です。逆境は非常につらいことですが、つらい分だけ成長するという真実を是非とも理解されておかれると、今後の人生が生き生きと過ごせます。このようなお話を是非、お子さんにされてください。合格であれば「おめでとう。よく頑張ったね。」と徹底して褒め、不合格であれば「今まで良く頑張った。この努力は必ず報われる。人生はこの受験で終わるものではない。次のステップがある。」と徹底して励まされるとよいでしょう。
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  1. 2008/03/01(土) 07:00:00|
  2. 石田勝紀からの便り
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