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読書のススメ

みなさんこんにちは。季節はもうすっかり秋になり、過ごしやすくなってきました。夜は寒く感じる日もあります。風邪などをひかぬようにお気をつけください。

さて、今回は季節も秋ということで「読書」についてお話します。
お子さんはご家庭で読書をされているでしょうか。おそらく「マンガはたくさん読んでいるけれど」というお子さんが多いでしょう。実際に私の受け持つクラスで聞いてみても、読書をしているお子さんは2~3割ほどでした。

なぜ子ども達は読書をしないのでしょうか。

様々な原因が考えられますが、その一つに「読書=勉強」というイメージが作られてしまっていることが挙げられます。
ある中学校で、今年の夏休みも「読書感想文」が課題として出されていました。指定されている本は教科書の中に出てくるような硬い、子供の目から見るとつまらない話ばかりでした。課題提出のため、子ども達は嫌々その話を読み、「ここの場面がおもしろかったです。」などと気持ちのこもらない感想文を書いていました。
また、お母さんから「読書をすれば読解力がついて、国語の成績が上がるのよ。何でもいいから本を読みなさい。」と言われても本を読む気は起きないでしょう。

では、どうしたら子ども達は本を読むようになるのでしょうか。

そのためには我々やお母さん方がおもしろい本を読み、そしてその話のあらすじ、おもしろさを子ども達に伝えていくことが良いと思います。
その感動が子ども達に伝われば「ちょっと読んでみようかな。」という気になれると思います。それを読んでみて、本のおもしろさが分かれば、今度は自らおもしろい本を探していくようになるかもしれません。

読書の目的は、読解力の向上や論理的思考の訓練ではありません。読書をすると、活字に慣れて読解力が上がります。論理的な思考力も養うこともできます。しかし、それらはあくまで読書の「結果」であり、「目的」にすべきことではありません。
読書の目的は活字を追うことで、自分の頭の中に新しい世界を想像し、その中に入り込み、それを楽しむことです。本はどんな時代、どんな場所にでも連れて行ってくれる「どこでもドア」なのです。

本の本当のおもしろさを知って、本を好きになってくれる緑進生が少しでも増えてくれれば素敵なことだと思います。
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  1. 2007/11/17(土) 20:11:20|
  2. 講師たちから
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掃除

今年も最後の月となりました。季節が移ろうのは本当に早いものですね。緑進内でも風邪をひいている生徒が目立ちます。受験生のみなさんはここからが正念場です。体に気をつけてくださいね。

さて、「松下政経塾」をご存知でしょうか。これは「松下電器」の創業者である松下幸之助氏が、私費で作り上げた全寮制の私塾です。22歳から35歳までの塾生が寝食を共にしながら3年間の研修を行います。その内容は理想の国家経営はどうあるべきか、各自仮説を立て、現場での体験を重ね、仲間たちと研鑽を積みながら自得していく、というものです。教員や、カリキュラムは存在しません。そして、卒塾後は、理想の実現に向け、自らの道を切り開いていくのだそうです。

松下政経塾に関して、こんな話があります。
松下氏は塾生に向かって「とにかく諸君には、21世紀の世界、日本を担って立つために、明日から毎朝しっかりと努力してほしいことがある」と話しかけました。塾生たちは「外国語は二ヶ国語くらいマスターしろ」というようなことを言われるのではないか、と直感的に感じ、身を乗り出します。しかし、松下氏の言葉はこうでした。

「明日から、朝、早う起きて、しっかり掃除をしてくれ。」

松下氏はなぜこのような言葉を塾生に投げかけたのでしょうか。
掃除は汚いところをきれいにする、という単純な作業です。しかし、掃除に終わりはありません。掃除をし終わった瞬間から、その場所は汚れ始めます。毎日毎日掃除し続けなければなりません。
例えばお風呂場のカビ。毎日きれいに掃除していれば問題ないのですが、放っておくと頑固でなかなか落ちなくなっています。そこでカビキラーなどの「必殺技」で今までの掃除をしてこなかった分のカビを一気にやっつけるわけです。

これを勉強に置き換えて考えてみますと、毎日の当たり前の作業は「宿題」に当たります。宿題は漢字などを覚えてくるだけのものや、授業を聞いていれば必ずできるものを出しています。やればできる単純なものばかりなのです。しかし、この単純な宿題をこなさないと、次の授業についていけなくなってしまいます。そして、宿題がだんだんとできなくなっていってしまうのです。学校の授業にもついていけず、それがさらにやる気を下げていく、というような悪循環が発生します。

ところが、勉強にはカビキラーのような「必殺技」はありません。今まで勉強してこなかった分を魔法のように一気に取り返すことはできません。
「毎日毎日の積み重ねこそが大切。」月並みな言葉です。しかし、それは真に重要であり、そして、偉大な人物が日本の将来を背負う者達に伝えていきたいことなのであると私は思います。
  1. 2007/11/17(土) 20:09:53|
  2. 講師たちから
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テレビゲームの弊害

皆さんお元気ですか。めっきり暑さも消え、だんだんと過ごしやすい季節になってきました。一方で体調を崩されるかたもいらっしゃるようです。ご自愛ください。

今月号は、「テレビゲームの弊害」について実に驚くデータを基にお話を進めていきます。このデータは東京、大阪や少年事件が起こった県の中学生とその保護者を対象に行った調査結果に基づくものです。(調査対象4762人 有効回答数3555人)ここではゲーム依存症に陥っているとみてよい「1日4時間以上ゲームをする子(以下ゲーム漬けの子)」と「あまりしない子」の比較結果が次のようになっています。

1)「ゲーム漬けの子」は「あまりしない子」に比べて、「現実の生活よりゲームやネットの方が大切である」と答えた子が5倍以上、「うまくいくか不安で、行動する前にあきらめてしまう」が3.5倍以上に達している。

2)「人付き合いが苦手である」では約4倍の差

3)「人は敵か味方かのどちらかだと思う」では2.5倍。「少しでもダメなところがあると、全部ダメなところがあるように思ってしまう」が約2倍。

4)「小さな動物をいじめたり、傷つけたことがある」は「ゲーム漬けの子」が3倍強になっている。

5)「イライラしやすく、かっとなると暴言や暴力になってしまう(いわゆるキレる)」は何と5倍以上。

6)「小学校に上がるまでに、何かの事情でかまってあげられなかった時期がありましたか」という保護者への問いに対し、「あった」という回答が、「1日3時間以上ゲームやネットをする子」の保護者では、「あまりしない子」の保護者より3倍強に上っている。

 毎日ゲームをやることで、どれだけの弊害がでるかという点については、短絡的に「ゲーム=悪」というよりは、ゲームをやることに時間をとられ、家庭でのコミュニケーションの時間がなくなることで様々な弊害が出ていると考えることもできます。しかし、毎日4時間以上、3時間以上やらないし会話もしっかりしているから、うちの子は大丈夫という発想も危険でしょう。ゲームは年々、刺激を増し、興味をひきつけるように作られていっております。今は4時間かもしれませんが、ゲームが進化するにつれて、1時間で別の弊害がでる可能性もあります。
 本当に楽しいことはテレビゲームをすることで得られるものではなく、自然と親しみ、人々と楽しい会話をすることで得られるものであると考えます。その結果、正しい人間性が育まれていくのです。具体的な行動としては、いきなり「全くゲームをやるな」ということは難しいでしょうから、まずはゲームをやる時間を区切り、次に家庭でのコミュニケーションの時間を徐々に増やしていくことでしょう。
 どのような生活習慣をつけるかでその後の人生がすべて決せられます。日々の何気ない行動は継続すると良い意味でも悪い意味でも恐ろしいパワーになります。是非、良い生活習慣を身につけていってください。
  1. 2007/11/01(木) 17:45:42|
  2. 石田勝紀からの便り
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