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感性教育

 皆さん今年の夏は記録的というよりも歴史的な暑さであり、非常に体力を消耗されたのではないかとお察しいたします。秋に向けて、気温変化が激しくなりますので、お体にお気をつけください。

 今回は「感性教育」についてお話いたします。私は持論である教育方針として①積極的心構えの構築(言葉、行動、考え方)②躾の徹底(挨拶、時間管理、整理整頓)③学力の向上(論理力、感力、問題意識力)を掲げ、実践しております。その中で最近特に、学力向上のための論理と感性(感力)が並列的でなく、順序であることがわかってきました。このことは、皆さんのお子さんの能力を飛躍的に高めるための本質でもありますので、わかりやすくご説明していきます。
 実は、感性>論理であるということが真実であると考えております。巷では論理を高めるための本があふれております。また数学などの理数系科目は論理の学問といわれています。国語においても読解力は論理力であるといっております。しかし、感性なくして論理の構築はできません。○と○は同じことを言っており、●と○は反対のことを言っていると認識するためには、まずは感性で判断しなくてはなりません。感性とは、「物事を深く心に感じる働きで」あると辞書的な解説がありますが、私は「人間が本来持っている善悪の感情など、心で感じるありのままの状態」と定義しています。この感性が近年、急速に失われています。心で感じることを押し殺し、形式的なパターンのみを刷り込んでいく教育が感性を失わせております。
 確かに、今の学校教育では論理偏重(実は論理もなく、ただのパターン説明であるが)で十分、テストの点数がとれてしまいます。しかし、能力は高まっていません。優れた能力を持っている人は、論理パターンで教育されていても、感性を高めることが日常の中に組入れられており、自然と「なぜ」「どうすれば」という視点を出発点として考えたり、バランス感覚やリズム感覚の中で勉強を捉えていきます。このような思考方法で日常を過ごしていると、画一的で表面的な現在の学校教育の知識などはわけもなくインプットされていきます。さらに、このような人はどのような世界でも一人で切り開いて生きることができます。
 私は以前、2005年度2月号緑進便りの「右脳強化」の中で、右脳強化の方法として次の5つを掲げました。これらは、感性を高める方法でもあります。一つひとつを日常生活に取り込んで本物の能力を身に付けていってもらいたいと切に願っております。
 

 1.よく旅行に出かける。→旅には人と人との触れ合いがあり、人間の感情が学べる。
 2.常に新しい方法を実践している。→刺激的な思考をすることで感じ方が磨かれる。
 3.よく本を読む。→本の中には、自分が体験したこととは異なった世界が展開されており、
  自分の知らない世界を擬似体験できる。
 4.映画やミュージカルをよく見る。→人間模様を感じることができる。
 5.自分の専門分野だけでなく、他の分野でも興味を持っている。→これはいってみれば好奇心
 ともいえる。好奇心には「なぜ」「どうすれば」という発想を自然に生み出す。
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  1. 2007/10/26(金) 17:04:12|
  2. 石田勝紀からの便り
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ジョーの奇妙な冒険1 (2/6)

<前回の続き>

部屋は、二段ベッドが二つ両脇に並んだ長細い造り。そのベッド一つ分だけが個人のスペース。カーテン一枚でかろうじてプライバシーは保たれていました。同僚ももちろん同じ部屋いるのですが、この不規則な生活リズムの中で誰が起きているのか、誰が寝ているのかもわかりません、また、仕事の間は嫌でも十数時間、お互いの顔だけをつきあわせていなければならない以上、仕事外ではできれば接触はさけたい、畢竟、一日のうち仕事以外の時間帯では自分と向き合うことが多くなります。

このような一ヶ月を送るに当たって、僕はある計画を立てていました。先に書いたような生活は、もとからある程度予想がついたのですが、あえて娯楽道具をほとんど持ち込まず、自分に許したのは、CD一枚とペーパーバック一冊("Catcher in the Rye":こんな生活にはふさわしい一冊です)、そしてペンとブロックロディアのメモだけでした。特に最後の二つが重要なのですが、建てた計画とは次のようなものです--とことん自分と向き合うこと。もちろん寝ている間も。


<次回へ続く>


用語解説:

畢竟(ひっきょう)
結局 つまり
※筆者が使ってみたかった言葉の一つ。日常生活ではあまりお目にかかることはないし、意味を知らなくても困らない。

ペーパーバック
質のあまり良くない紙に印刷された洋書。
日本で言う文庫本に該当するが、値段は高い。
日本語では、細かい漢字も判読できるよう綺麗に印刷する必要があるが、アルファベットは多少紙質が悪く、印刷が今ひとつでも判読できる。

Catcher in the Rye
J. D. Salinger著
当時の自然な若者の話言葉による一人称で語られる小説。
自然な話し言葉で書かれているように感じられるが、そうなるように作者は尋常ならない工夫(計算)をしている。自然に見えるが実は手の込んでいる日本の庭園と同じ寸法。
※日本語版は照れくさくて、とてもじゃないけど読み進められないので、あまりおすすめしない。

寸法
仕組み

ブロックロディアのメモ
オレンジ色のカバーの付いたメモ。
メモを紛失しやすくするために、メモの一枚一枚がミシン目で切り離せるようになっている。
外国かぶれのはったり七つ道具のうちの一つ。

建てた計画
畢竟、たいした計画ではなかった。
  1. 2007/10/07(日) 16:36:32|
  2. ジョーの奇妙な冒険
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目標について

だんだん暖かくなってきました。冬が終わり、春が近づいていることを実感します。しかし、夜はまだ寒い日もあります。寒暖の差が激しいので風邪などを引かぬよう気をつけてください。
さて生徒の皆さん、皆さんは何か目標を持っていますでしょうか。何も目標を持っていないのであれば、何か目標を設定してみてください。
例えば、「模試の総合順位表に自分の名前を載せる」という目標を設定するとしましょう。そのためには5科目500点満点中最低でも400点必要であるとします。1科目平均80点以上取らなければなりません。
得意科目の目標を95点にすれば15点分の余裕ができます。その 15点を苦手科目に当てれば苦手科目は65点でも良いことになります。まずは、自分の得意不得意を考えて合計で400点を超えるように各科目の目標得点を設定します。
次に、目標得点を取るための具体的な計画を立てます。苦手科目では基礎的な問題を確実に取るために、国語の漢字、数学の計算、英語の単語・基本文のなどをしっかりと練習します。
得意科目はより高い点数をとらなければなりません。そのために基礎的な問題だけでなく、国語の慣用句やことわざなど語彙、数学の図形や証明問題、英語の英作文などの応用問題も繰り返し練習します。
このように大きな目標を設定すると、それを達成するためのより具体的な目標が見えてきます。その小さな目標を一つ一つ計画的にこなし、大きな目標に近づくのを実感するのはとても楽しいことです。皆さんもぜひ、この楽しさを味わってください。
  1. 2007/10/01(月) 20:30:55|
  2. 講師たちから
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五月病

新年度が始まって一ヶ月が過ぎようとしています。新しい環境、生活を楽しんでいますか。
さて、今回は「5月病」についてお話します。

5月病とは、新しい環境の変化についていけないときや、新しい生活が期待していた通りにいかなかったときにかかってしまう心の病です。やる気がなくなり、憂鬱になってしまうことが主な症状です。

予防策として、「環境の変化」に対応するために毎日の三食と十分な睡眠をとるなど生活のリズムを整えることが大切です。

次に「期待」についてですが、「周りが変化してくれるだろう」という受身の姿勢ではいけません。新しい環境の中で「自分が変化しよう」という積極的な姿勢が大切です。

自分を変化させるためには、3月号、4月号で述べてきたように、まずどうなりたいのかという目標を立ててください。そして、それを達成するためのより具体的な中間目標をたて、一つ一つ丁寧に計画的にこなしていきましょう。

思うようにいかず苦しいときもあるでしょう。しかし痛みの後に筋肉が強くなる筋肉痛のように、それを乗り越えた先に成功が待っています。大掃除のあとのきれいな部屋、猛勉強のあとの高得点・志望校合格など、大概のものごとは多少の苦痛を伴います。簡単では張り合いもありませんしね。苦しい中でがんばる自分のかっこ良い姿を想像しながら、その苦しみも楽しみましょう。

規則正しい生活を送り、苦しい環境の中で楽しめるものを発見したり、その苦しみ自体を楽しむことができれば5月病の予防だけでなく、人生をも楽しく過ごせるはずです。
  1. 2007/10/01(月) 20:30:00|
  2. 講師たちから
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論理的な思考力

正しい答えを書けば、テストでは良い点をとることが出来ます。解答用紙には自分の出した答えを記入する欄のみが用意されていて、その結果のみで正解、不正解が判断され、点数がつきます。よって、生徒の中には正しい答えを書けば良い、と考えている生徒もいるようです。しかし、それは違います。もちろん正解を出して点数を取れることは重要ですが、「なぜその答えになったのか。」という途中の経過がより重要なのです。
分かりやすい例で言えば数学の計算問題の途中式です。与えられた式を見て、どのように計算しているのか、を必ず書いていってください。頭の中で暗算したのでは、目で見て確認することができません。
 その計算の過程を一つ一つ書いていって正解へと進んでゆくことが、論理的に思考する、ということなのです。途中式を書いておけば、自分の答えが不正解だったときにも、「なぜ自分の答えが不正解なのか。」ということを見直すことができます。その理由を探すこともまた、論理的な思考なのです。
 なぜ勉強をしなくてはならないのか、という問の答えの一つに、「物事を論理的に考えられるようになるため。」ということが挙げられると思います。文字を使った計算や、複雑な図形の面積を求めるということ自体は日常生活において関係のないことかもしれません。しかし、「もし、これをしたら次にどうなるか。そして最後にはどんな結果になるのか。」というように先を見る力を養うことは非常に大切なことだと思います。
 宿題をしなかったらどうなるでしょうか。授業の内容が定着しません。習ったことを忘れてしまいます。よって、次の新しい内容に進むことができなくなります。分からないことが増え、学校のテストでは点数が取れなくなります。すると、入試における内申点も取れません。受験できる高校も少なくなります。少なくなるにとどまらず、もしかしたら、高校生になることもできなくなるかもしれません。
 このように何か一つのことからその先を考える、ということが論理的な思考です。宿題をしてこなかったときに、頭ごなしに叱っているわけではありません。宿題をしなければどうなってしまうのか、ということを考えているから叱っているのです。私は塾の講師なので、宿題忘れを例に挙げて考えてみました。直感や想像力が大きなウェイトを占める職業も多くありますが、やはり、どんな職業にも先を見る力は重要であると思います。
 生徒のみなさんがしている勉強はその練習なのです。なんとなく答えを出して丸をもらえればいい、という考え方は大間違いです。それではいつまでたっても成長しません。最初のうちは誰もがうまくはいきません。だから練習をしているのです。大切なのは「なぜそれが正しいのか。」また、「なぜそれは間違っているのか。」ということを繰り返し考えることによって論理的なものの考え方を養うことなのです。
  1. 2007/10/01(月) 20:28:50|
  2. 講師たちから
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確認テストの意味

みなさん、今回は先生になったつもりでちょっと考えてみてください。指導する科目は算数。生徒は小学二年生です。かけ算を教えることになりました。例題には2×4という問題があります。さて、あなたならどのように指導しますか。

 おそらくりんごか何かの絵を8つと、それを乗せるお皿の絵を4枚描くと思います。そして、お皿に載ったりんごの数を数えていき、2+2+2+2=8と足し算の式を書くでしょう。そして、「2×8は2を4回足し算すること」という結論になるのではないでしょうか。

 この説明で重要なポイントは「かけ算はたし算の延長」ということです。すでに習っていることを応用させることで、新しいことを学ぶことができるのです。
勉強でつまずいている状態から抜け出すために最も重要なことは「何が分かっていないか」を知ることです。そして、それを克服できるように練習することです。かけ算ができないのであれば、まずはたし算の練習をしていけばよいのです。

では、どうすれば自分の弱点を知ることができるのでしょうか。

その弱点を知る方法の一つが、授業の最初に実施している確認テストです。確認テストは成績の優劣を決めるためのものではありません。自分の弱点を知り、そして何を勉強していけばよいのかを知るためのものなのです。ですから、満点の場合、あまり意味がありません。むしろ、点数が低ければ低いほど確認テストの意味はあるのです。

失敗は成功の元。前向きに勉強に取り組んでいきましょう。
  1. 2007/10/01(月) 20:27:38|
  2. 講師たちから
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夏休みの過ごし方

このタイトルを見ただけで「夏休みには目標を立てましょう。そして、計画的に過ごし、夏休みを充実させましょう。」といったような文面を想像する方は多いでしょう。学校の先生から聞くことはもちろん、夏休みの宿題の隅に小さく書いてあることもあります。
しかし、それを見て「あ、そうか。目標を立てて、計画的に過ごさなくちゃ。この言葉を見ていなかったら気づかなかった。さぁ、目標を立てて、夏休みを充実させるぞ。」と思える生徒は100人に1人、いるかどうか分かりません。
もし、お子さんがその100人の内の1人であれば、ここから先は読む必要はありません。「目標なんてものは立てたことがなく、充実した夏休みを経験したことがない。」という方に読んでいただきたいと思います。
一人暮らしをしていた大学生三年生の夏、料金を支払えなかったために電話、ガスが止まってしまうという「事件」が起こりました。夏休みには毎日のようにアルバイトをしなければなりませんでした。ビアガーデン、屋形船、レストラン、万引きGメン。その他にも様々なアルバイトをしました。
毎日が忙しく、「辛い、行きたくない。」と思うこともありました。朝10時半に起き、スラムダンクを見て、いいともを見て、ごきげんようを見る、というダラダラした生活を恋しく思いました。
しかし、仕事が終わって「よし、今日もよく頑張った!」と一日を振り返ったときにはすがすがしい気持ちでいっぱいでした。
 生活を続けるために、半強制的に働かねばならない状況ではありましたが、その夏はとても充実したと思います。
計画を立てれば充実した夏休みを過ごせるというわけではありません。自ら決めたものであれ、与えられたものであれ、しなければならないことをがむしゃらに頑張っていく姿勢が夏休みを充実させるのではないでしょうか。
  1. 2007/10/01(月) 20:26:04|
  2. 講師たちから
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部活

「部活で疲れたから塾を休みたい。」とお子さんが言ってきました。さて、どうしますか?
お子さんの言うことをそのまま受け入れ、甘えさせてしまっていませんか。
「部活で疲れたし、体調が悪いと言って塾は休んじゃえ(宿題もきちんとできてないし)。」と、心のどこかで言い訳を考えて、勉強から逃げているケースが散見されます。

子ども達は「勉強はやらなければならないもの。」ということを頭では分かっています。
これを理解し、行動できるお子さんには手が掛かりません。しかし、そうでない子は部活で疲れ、友達と楽しく話しているうちに勉強のことが頭から離れていってしまうようです。

そこで保護者の方々に気をつけてほしいことは、「やらなければならない。」と頭では分かっているけれど、行動に移せない子ども達に、いかに自発的に、そして楽しく勉強をさせるかということです。

例えば、漢字をたくさん練習していたり、計算問題に数多く挑戦したりすることなど、点数以外のことも褒め、認めてあげることが一つの手段でしょう。
頑張りを認めてもらえれば嬉しくなる。もっと頑張る。そして成長につながっていくのです。

そうすればだんだんと勉強が楽しくなり、頭で分かっているだけの塾の優先順位が、行動として塾の優先順位を上げる姿勢になります。お子さんが何か理由をつけて「塾を休みたい。」と言い出したときにはこの話を思い出してください。人間はできるだけ楽な方、楽な方へ行動してしまいがちです。そういった甘えの気持ちを見逃さず、成長するためのハードルを一つ一つ気持ちよくクリアさせていきましょう。
  1. 2007/10/01(月) 20:14:25|
  2. 講師たちから
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成績

前期期末試験も終わり、学校の成績が決まる時期になりました。今回はそのことについてお話します。
以前は「学年全体で5は7%、4は24%、3は 38%、2は24%、1は7%」という制約のある相対評価でした。ひと学年を100人とすれば、5がつく生徒は7人しかおらず、1がつく生徒は必ず7人いる、ということになります。
2000年頃から、制約のない絶対評価に変わりました。極端な話ですが、5は学年に50人、1が0人でも良いということです。全ての先生がそうではありませんが、絶対評価の場合、先生の成績のつけ方が甘くなる傾向があります。
そういった中で1や2がつくということは「普通の子より努力が足りない。」という意味ではありません。「当たり前のことを当たり前にできていない。」という意味です。
具体的には「授業中にしゃべる。」「宿題をやらない。(忘れる、ではない。)」「提出物を出さない。」ということなどです。
授業中の私語を控えることは言うまでもなく、宿題や提出物を出すことも苦ではないはずです。先生は子ども達がこなせる量を考えて出しています。それなのになぜできないのでしょうか。
生活のリズムが崩れていることが一つの原因であるように思います。
夜中まで起きてメールやゲームをしているようであれば、十分な睡眠がとれず、朝は眠たいまま。その上、時間がなくて朝ごはんを食べないで学校に行けば、授業に集中できない。結果、友達としゃべる。授業内容が理解できず、宿題ができない。提出物も出せない。
そしてまた放課後になれば友達と遊び、夜中は友達とメールや電話。
こういった悪循環が生まれているのではないでしょうか。これでは当たり前のことも苦になるはずです。
まずは生活リズムを中学生として当たり前のものにしていきましょう。
勉強ができる環境、状態を作ってあげることができるのは、他の誰でもない私達です。それは私達の義務でもあります。成績向上のため、その第一歩を踏み出しましょう。
  1. 2007/10/01(月) 20:12:59|
  2. 講師たちから
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